アイルランドTでは、スロー濃厚なレース展開が予想される中、どの馬がその流れを活かせるかが鍵になります。特に、過去のレースで速い上がりを見せた馬たちの中から、隠れた実力馬が浮上する可能性があることに注目です。特にボンドガールやアドマイヤマツリなど、馬体重の増減がどのようにレースに影響するかも、興味深いポイントです。

アイルランドT当日の東京芝は良。芝はかなりコンディションが良く、土曜から速い上がりを使った馬の好走が続いている。

 アイルランドTは明確な逃げ馬が不在だ。ならば、武豊騎手が騎乗する最内枠のアドマイヤマツリが思い切ってハナを奪い、マイペースに持ち込めそう。ただ、決め手比べは苦手なタイプなので、強気には推しづらい。そこで面白いのが好位組のサフィラ。レース上がり3Fが34秒2以内なら【3-1-2-0】の複勝率100%だから、スローなら上位争いに食い込めそう。そして大穴ならセフィロ。こちらは同じく34秒5以内で【3-3-1-0】なので、1800mの距離にさえ対応できれば一発がある。