柏市で小学生がトラックにはねられるという痛ましい事故が発生しました。運転手が「脇見をしてしまった」とのことで、交通安全の徹底が求められます。子どもたちの安全を守るために、運転手だけでなく、歩行者や地域社会全体で意識を高めていく必要があります。

柏市高田の市道交差点で9日午後3時25分ごろ「トラックと歩行者の事故。男の子がかなり苦しんでいる」と110番通報があった。柏署によると、自転車に乗っていた小学生の男児(9)=同市=がトラックにはねられて重傷を負い、病院に搬送された。

 柏署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いでトラックを運転していた建築業の男性(51)=自称松戸市=を現行犯逮捕した。

 同署によると「脇見をしてしまって自転車の子どもに気付くのが遅れてしまった」と供述している。現場は信号機のない交差点。トラックは直進していた。容疑者が110番通報した。