トヨタが遂に生産再開を決定しましたが、スズキやダイハツの工場は未だに停止を続けています。自動車業界全体に影響を及ぼしている中、トヨタの動向は特に注目されています。再開によって生産体制がどう変わるか、今後の展開に期待が寄せられます。

トヨタ自動車は12日、中央発條の爆発事故の影響を受けて停止していた車両組立工場の稼働を再開すると明らかにした。13日の2直（午後）からトヨタの高岡工場（愛知県豊田市）と豊田自動織機長草工場（同大府市）の計2工場3ラインの生産を再開する。トヨタによると「部品供給のめどが立ったため」という。

他方、ダイハツ工業は京都工場（京都府大山崎町）と滋賀第2工場（滋賀県竜王町）の稼働を、休日操業する予定だった15日まで止める。17日1直（午前）以降については14日に判断する。

また、スズキの湖西工場（静岡県湖西市）は第2工場の一部ラインを13日も停止する。14日の稼働の可否に関しては「13日に判断する」（同社）。

中央発條では6日、藤岡工場（愛知県豊田市）で爆発が起こり、従業員が死傷した。