月城かなとさんのインタビューは、彼女が宝塚卒業後に直面した新たな挑戦について非常にリアルに語られていて、多くの人々が共感できる内容でした。自信を失うことや「悔しさ」の向こうにある未来への展望について、彼女の言葉からは力強いメッセージが伝わってきます。私たちも彼女のように、新しい一歩を踏み出す勇気を持ちたいと思います。
宝塚を卒業してから約4カ月を迎えたタイミングで伺った月城かなとさんのお話には、積み重ねてきた過去をベースに新しいものを掴もうとしている、“今の姿”がしっかりと描かれていました。インタビュー後編では、月城さんが心がけていること、ファンの皆さんとの交流などについて、幅広くお話ししてくれました。
写真多数!月城かなとさんインタビューフォトギャラリー
◆ずっと“そこに留まっていたくはない”から
――挫折しそうになったとき、乗り越えるためのアドバイスをいただきたいです。
私自身、人と比べて自信を失うことは、わりとあるんです。自分を誰かと比べたりもしました。そうなったとき、読者の皆さんも自分が嫌になったりするのかな。
私は「悔しがらない」というのを自分に言い聞かせてきて、それが最適解かはわかりませんが、羨ましいと思う気持ちが他人に向かないようにはすごく気を付けています。それで必要以上に自分を追い詰めていた部分もありましたが(苦笑)。
でも生き方として、必要以上に自分の悩んでいることとか、外の環境に対して思うことを出し過ぎないほうが、素敵だなと私は思っているんです。もちろんバランスを取ることは必要ですが。
あまり周囲に悩みを相談しない理由のひとつとして、「大丈夫だよ」と言ってほしいわけではない、みたいなところが自分の中にあって。「そんなことないよ」とか「大丈夫だよ」って言われると、何だかずっと“そこ”に留まってしまうんじゃないかと……。それならば、何か違うことで発散したり、違う刺激を受けたりするほうがいいんじゃないかなって、そう思います。
◆ファンの方々と双方向で語り合える場を
――旅行のご予定などは? プライベートなお話も少し聞かせてください。
今いちばん行きたいのはニューヨーク。一度行って、こんなに「自由だ!」と思える場所があるんだなって、すごく楽しかったんです。様々な国から人が集まっている場所だから、「これがこの国!」という印象もなくて。
街の人もみんな電話しながら歩いていたりして、ものすごくスピーディでエネルギッシュ。ボーっとしていると置いていかれてしまうくらい、すごく刺激になる場所だなって思いました。
――今年ももう少しで終わりますが、2025年はどんな一年になりそうですか?
何だか不思議な感覚なのですが、これから2024年とか2025年とかじゃなくて、退団日の7月7日が毎年来るたびに変わっていきそうな気がしています。「卒業してから一年」とか、そんな感じになるのかなって。
今年は元日から本当にいろんなことがあったじゃないですか。自然災害も戦争もあって、自分の仕事も大きく変化しましたし、身近な大切にしたい人のことなど、いろんなことを考えた一年でした。
――新しいファンクラブも設立されましたね。
これまでの私を応援してくださった方に対してもそうですし、これから私を知って下さる方に対しても、SNSなどいろんな方法を使って発信していけたらいいなと思っています。ファンクラブでそういう仕組みをもっと増やしていきたいです。
この間、初めて配信をやってみたんです。一人で話すのは慣れていなくてとても難しかったですが(笑)、そういった双方向のやり取りをできる場が増えるといいですね。新しいファンクラブも、ぜひ楽しみにしていてください!
【月城かなと】
1990年12月31日生まれ、神奈川県出身。2009年に95期生として宝塚歌劇団に入団、ノーブルな立ち居振る舞いに圧倒的な美貌、芝居の巧みさで2021年に月組男役トップスターに就任。2024年7月に惜しまれながら退団。主な代表作に『今夜、ロマンス劇場で』や『グレート・ギャツビー』、『ブラック・ジャック 危険な賭け』『応天の門』など。予定されている出演作にコンサート『de ja Vu』(2024年11~12月大阪・神奈川)がある。11月17日よりオフィシャルファンクラブ「KANATO TSUKISHIRO OFFICIAL FANCLUB」をオープン。
宝塚を卒業してから約4カ月を迎えたタイミングで伺った月城かなとさんのお話には、積み重ねてきた過去をベースに新しいものを掴もうとしている、“今の姿”がしっかりと描かれていました。インタビュー後編では、月城さんが心がけていること、ファンの皆さんとの交流などについて、幅広くお話ししてくれました。
写真多数!月城かなとさんインタビューフォトギャラリー
◆ずっと“そこに留まっていたくはない”から
――挫折しそうになったとき、乗り越えるためのアドバイスをいただきたいです。
私自身、人と比べて自信を失うことは、わりとあるんです。自分を誰かと比べたりもしました。そうなったとき、読者の皆さんも自分が嫌になったりするのかな。
私は「悔しがらない」というのを自分に言い聞かせてきて、それが最適解かはわかりませんが、羨ましいと思う気持ちが他人に向かないようにはすごく気を付けています。それで必要以上に自分を追い詰めていた部分もありましたが(苦笑)。
でも生き方として、必要以上に自分の悩んでいることとか、外の環境に対して思うことを出し過ぎないほうが、素敵だなと私は思っているんです。もちろんバランスを取ることは必要ですが。
あまり周囲に悩みを相談しない理由のひとつとして、「大丈夫だよ」と言ってほしいわけではない、みたいなところが自分の中にあって。「そんなことないよ」とか「大丈夫だよ」って言われると、何だかずっと“そこ”に留まってしまうんじゃないかと……。それならば、何か違うことで発散したり、違う刺激を受けたりするほうがいいんじゃないかなって、そう思います。
◆ファンの方々と双方向で語り合える場を
――旅行のご予定などは? プライベートなお話も少し聞かせてください。
今いちばん行きたいのはニューヨーク。一度行って、こんなに「自由だ!」と思える場所があるんだなって、すごく楽しかったんです。様々な国から人が集まっている場所だから、「これがこの国!」という印象もなくて。
街の人もみんな電話しながら歩いていたりして、ものすごくスピーディでエネルギッシュ。ボーっとしていると置いていかれてしまうくらい、すごく刺激になる場所だなって思いました。
――今年ももう少しで終わりますが、2025年はどんな一年になりそうですか?
何だか不思議な感覚なのですが、これから2024年とか2025年とかじゃなくて、退団日の7月7日が毎年来るたびに変わっていきそうな気がしています。「卒業してから一年」とか、そんな感じになるのかなって。
今年は元日から本当にいろんなことがあったじゃないですか。自然災害も戦争もあって、自分の仕事も大きく変化しましたし、身近な大切にしたい人のことなど、いろんなことを考えた一年でした。
――新しいファンクラブも設立されましたね。
これまでの私を応援してくださった方に対してもそうですし、これから私を知って下さる方に対しても、SNSなどいろんな方法を使って発信していけたらいいなと思っています。ファンクラブでそういう仕組みをもっと増やしていきたいです。
この間、初めて配信をやってみたんです。一人で話すのは慣れていなくてとても難しかったですが(笑)、そういった双方向のやり取りをできる場が増えるといいですね。新しいファンクラブも、ぜひ楽しみにしていてください!
【月城かなと】
1990年12月31日生まれ、神奈川県出身。2009年に95期生として宝塚歌劇団に入団、ノーブルな立ち居振る舞いに圧倒的な美貌、芝居の巧みさで2021年に月組男役トップスターに就任。2024年7月に惜しまれながら退団。主な代表作に『今夜、ロマンス劇場で』や『グレート・ギャツビー』、『ブラック・ジャック 危険な賭け』『応天の門』など。予定されている出演作にコンサート『de ja Vu』(2024年11~12月大阪・神奈川)がある。11月17日よりオフィシャルファンクラブ「KANATO TSUKISHIRO OFFICIAL FANCLUB」をオープン。
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