最近、車線変更による事故が増加していますが、今回のように逃走する行為は非常に危険であり、法的にも厳しく罰せられます。事故後の適切な対応を怠ると、自分自身にとっても不利な結果を招くことになります。運転中は周囲に注意を払い、トラブルが起こった場合にはすぐに適切な対処を行うことが大切です。

軽乗用車を運転中に事故を起こし、相手の車の運転手にけがをさせたにもかかわらず現場から逃走したとして、56歳の男が逮捕されました。

過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されたのは、北海道鷹栖町に住む土木作業員の男(56)です。

男は9月13日午後9時15分ごろ、岩見沢市の国道12号線で軽乗用車を運転中していて車線変更した際、隣の車線を走っていた軽乗用車に衝突する事故を起こしました。衝突された車は中央分離帯の街路樹にぶつかり、運転していた65歳の男性は鎖骨を折る大けがをしました。

男は救護などの措置を取らず、警察へ事故の申告もせず現場から逃走したとして、11月8日に逮捕されました。

調べに対し男は「車線変更した所、バンと音がしたが、事故を起こしたとは思わなかった」と話しているということです。

警察は逃走した理由や当時の状況などを詳しく調べています。